【中国時報】自転車無料使用時間短縮に抗議


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 台北市が運営している共用レンタル自転車の無料使用時間を30分から15分に短縮するという市の方針について、運営を任されている自転車メーカー「巨大」(ジャイアント)は15日、市の方針に強く反対する声明を出した。

 同社の劉金標会長によると、現在公営の共用レンタルバイクが稼働している都市は世界で700あるという。
 無料使用時間が30分という台北市の設定は世界最短で、高雄市でも1時間は無料と設定していると指摘した。
 また、共用レンタル自転車が24時間稼働する唯一の公共交通機関であり、環境保護にも貢献していることを強調。利用率が世界的に見ても高い一方、運営には高い費用がかかっており、これ以上運営側への負担が増えれば運営継続は難しいと強く抗議した。