本因坊戦、30年ぶり沖縄開催 5月25、26日に識名園で


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 第70期本因坊戦(主催・毎日新聞社、日本棋院、関西棋院)が5月25、26の両日、那覇市の識名園で開かれることが決まった。本因坊戦に併せて、大盤解説をはじめ囲碁シンポジウムなど多彩な関連イベントも開かれる。

 県内での本因坊戦は1975年と1985年に次いで、3度目の開催となる。2013年には県内で棋聖戦もあった。
 同戦の第1回実行委員会が9日、那覇市天久の琉球新報社で開かれ、開催を確認した。委員長の城間幹子那覇市長は「世界遺産である識名園での本因坊戦開催で、『歴史と文化の香り高い文化都市なは』をPRしたい」と意気込みを述べた。
 5月24日にANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで前夜祭を開く。同月25、26日には那覇市ぶんかテンブス館で大盤解説と「琉球囲碁シンポジウム」を開催する。