給食にサトウキビ 中城の4小中、村特産アピール


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サトウキビに笑顔の津覇小児童ら=4日

 【中城】中城村の特産品であるサトウキビについて理解を深めようと4日、中城村の4小中学校の給食で生のサトウキビが振る舞われた。津覇小学校では収穫されたばかりの新鮮な生のサトウキビが提供され、児童は笑顔で舌鼓を打った。

 地産地消と食育を目的に行われた。津覇小では、これまでに授業などで中城村のサトウキビについて学んできた。給食での提供は中城村学校給食共同調理場の協力を得て、実施された。村役場農林水産課の山下大作主事は、村内の昨年の収穫量が4066トンであることなどを説明。「サトウキビは沖縄県でも重要な基幹作物。大きくなって力が付いたら、おじいさんおばあさんの収穫を手伝って」と呼び掛けた。
 おいしそうにサトウキビを頬張っていた新垣翔也君(9)は「毎日見ているサトウキビを給食で食べられてうれしい」と声を弾ませた。