釣りの世界でも女性の活躍が増えてきたが、籾山諒子さんはショアからのシイラ釣り、タマン釣り、フカセ釣りやカーエー釣りと幅広く釣りを楽しむ女性釣り師。そんな籾山さんが今のシーズン楽しんでいるのがエギングで、ここ最近かなりの釣果を上げている。
2月2日も釣友と2人で安和海岸にエギングに出掛けた。午後4時すぎから釣り開始。開始早々アタリがあったがエギに歯形がついただけに終わった。その後は1時間半以上アタリがなく、ポイント移動しようかと迷った。
しかし、これから夕マズメと満潮が重なり絶好の時合いと時計を見た瞬間、いきなりイカがエギを抱いて左へと走った。竿を立てると、ジージーとラインがどんどん出て行く。しばらくしてやっと走りが止まった。ポンピングでイカを寄せてみると、重量感はあるがあまり走らないのでクブシミかと思いながら足元まで寄せた。
ライトに浮かび上がったイカは自己記録2.36キロを上回る2.85キロのアカイチャー(アオリイカ)だった。次は3キロオーバーと籾山さんの挑戦は続く。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)