彩子ら県勢13人出場 ダイキン女子、来月6日開幕


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 日本女子プロゴルフ協会のツアー開幕戦、第28回ダイキンオーキッドレディストーナメント(3月6~8日・南城市の琉球GC)の出場選手108人が10日、発表された。

県勢はプロ・アマ合わせて13人が出場。既に出場権を持っていた前年準優勝の比嘉真美子らに加えて新たに宮里美香や上原彩子らの出場が決まり、2004年の宮里藍以来となる県勢制覇を目指す。
 宮里美は5年連続9度目の出場で、昨年の不振を脱したいと意気込む。17年連続17度目の出場となる上原は米ツアー参戦2年目で手応えをつかんだ昨季の流れを生かして飛躍を期す。大城さつきや大城美南海ら県勢プロや、3年連続ベストアマが懸かる新垣比菜にも注目が集まる。
 このほか、史上初の連覇を狙うO・サタヤ(タイ)や昨季賞金女王のアン・ソンジュ(韓国)や森田理香子、大山志保、上田桃子、有村智恵、横峯さくらら国内外の豪華な顔ぶれがそろう。大会は3日間の54ホールストロークプレーで争われる。優勝賞金は1800万円、賞金総額1億円。
 県勢出場選手は次の通り。
▽プロ 諸見里しのぶ、宮里美香、上原彩子、比嘉真美子、金井智子、川満陽香理、大城さつき、大城美南海 ※出場予定だった上原美希はけがのため欠場
▽アマ 新城莉李亜、新垣比菜、仲西菜摘、砂川翔子、古波蔵希

◆美香/いい準備できた
 昨年は米ツアー参戦後初めてシード権を獲得できず悔しい1年だった。オフでいい準備ができ、ショットの自信を取り戻している。昨年の苦しみがあったからこそ今があると言えるよう、今季は前向きに頑張る。ダイキンは地元で開催される唯一の大会。プロになってから優勝争いができていないので、(今回は)いいプレーをお見せしたい。

◆彩子/手応えを感じる
 昨年は全英リコーオープン初日でトップに立ったり、マレーシアで3日目を終えて単独2位だったりと、何試合か優勝争いに加わることができ手応えを感じた。ことしは米国(に主戦場を移して)3年目。沖縄や日本のファンの皆さんにいい報告ができるよう頑張りたい。全体的にスキルを上げていかないといけない。開幕を楽しみにしている。

宮里 美香
上原 彩子