コラソン、粘り届かず トヨタ車体に24―25


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)5位の琉球コラソンは11日、大分県別府市総合体育館で2位のトヨタ車体と対戦し、24―25で敗れた。コラソンは3連敗で、通算成績は4勝1分け7敗。順位に変動はなかった。

次戦は21日、岩手県花巻市総合体育館で9位の北陸電力と対戦する。

▽男子
トヨタ車体(11勝1敗)
25―24(14―11,11―13)
琉球コラソン(4勝1分け7敗)

◆PO進出瀬戸際/勝ち越しの好機を逃す
 8日の大崎電気戦で逆転負けを喫し、立て直しを誓っていた琉球コラソン。最大6点差の劣勢を追い付くなど粘りを見せ、主将の水野裕紀も「弱気になった前回の課題は改善できていた」と振り返ったがあと一歩及ばなかった。
 前半で3点のリードを許し、迎えた後半は守備からの速攻を徹底。23分すぎから4連続得点で一気に差を詰め、残り1分半で同点に追い付いた。しかし直後にサイドからのノーマークシュートを外し、勝ち越しのチャンスを逃した。
 プレーオフ最後の枠をめぐる争いはコラソンを含む3チームに絞られている。残り4試合は当然1戦も落とせない。水野は「何とか勝って(プレーオフ争いの)相手にプレッシャーを与えたい」と絞り出すように意気込みを語った。