【中国時報】旧型携帯、麻薬売人に人気


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 携帯電話の情報サイト「フォンアリーナ」によると、麻薬の売人に最も人気の携帯電話は、2000年に発売されたノキアの8210だった。インターネットも使えなければ、簡単なメッセージを送ること以外何もできない単なる携帯電話が人気だそうだ。

 同サイトが行った売人へのインタビューによると、ブルートゥースやネットへのアクセス、GPSなどの機能がないことから、警察に察知されにくいというのがポイントという。小型で電池の持ちがいいのも人気で、イギリスでは入荷と同時に売り切れる店もあるという。
 先日、台湾で逮捕された殺人犯は、iPhone6プラスを購入し、動画を繰り返し見るなどインターネットに接続していたことから警察が足取りを察知し逮捕に至った。レトロな携帯電話にも意外なメリットがあるようだ。