【中国時報】初の独自車好調 台湾・裕隆グループ


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 台湾初のオリジナルブランド車「ラクスジェン」をヒットさせた裕隆グループは10日、傘下の3社でボーナスを支給した。平均金額が給与の8カ月以上と、その大盤振る舞いが同業他社を驚かせている。

 同社のボーナスは年3回の固定賞与と業績により可算される支給額の合計。4カ月分の冬季賞与に加え、平均で246日分が可算されたため、平均して8カ月分以上の支給となった。
 同グループは2013年、「ラクスジェン」の開発費に多額の投資を行い、利益率を引き下げて発売したため、ことしの収益は約8億元(約30億円)にとどまった。しかし、売れ行きは好調で、特に「ラクスジェン」のこれまでにない好調ぶりに気を強くし、社員の士気を高めるため高額のボーナス支給を決めたとしている。