日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは21日、岩手県花巻市総合体育館で北陸電力と対戦し、29―16で快勝した。通算成績は5勝1分け7敗。順位は一つ上げて5位となった。
次戦は22日、宮城県のフラップ大郷21でプレーオフ進出を争う、4位のトヨタ自動車東日本と対戦する。
琉球コラソン(5勝1分け7敗)
29―16(13―10,16―6)
北陸電力(13敗)
◆POへ きょうがヤマ場
琉球コラソンが久々の快勝で連敗を3で止めた。現在最下位のチームが相手だったとはいえ、東長濱秀吉監督も「しっかり守れて、取れるところで取れた」と手応えを示した。
守備重視、20失点までと臨んだ。前半はやや苦戦したが、後半は狙われていたポストプレーに対応できた。足が止まった相手を、守備からの速攻などで引き離した。これまで相手の中心選手を勢いづけて負けることが多く、指揮官は「連続失点と同じ選手にやられないことを意識した」とうなずく。
既に上位3チームのプレーオフ(PO)進出が決まり、残るは1枠。格下相手だったこの日と違い、次はプレーオフへの切符を争うトヨタ自動車東日本との対戦だ。東長濱監督は「1点差でも勝てばいい。負けない試合をする」と勝利への執念を誓った。