1期作米、豊作期待 渡嘉敷で田植え始まる


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田植え機での植え付け作業に追われる當山清林さん=17日、渡嘉敷区内田んぼ

 【渡嘉敷】渡嘉敷村で1期作米の田植えが14日から始まった。渡嘉敷区集落西側の村道阿波連線両側に広がる約10ヘクタールの水田地帯は田植えの準備が整い、「ひとめぼれ」「ミルキークイーン」「黒米」などの苗の植え付けが3月初旬ごろまで行われる。

 稲作農家の當山清林さん(77)は、フィリピンからの農業研修生の手を借りながら田植え機での植え付け作業に追われている。「今期は苗の生育が良く、田植えも例年より1週間ほど早い。豊作が期待される」と話した。
 島の山々ではケラマツツジが満開となるほか、イタジイなどの新緑も芽吹き始め春の訪れを迎える。
(米田英明通信員)