中部電、浜岡3号申請先送り表明


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 中部電力の水野明久社長は24日、名古屋市内で記者会見し、浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)の再稼働に向けた新規制基準への適合性を確認する審査申請の時期に関して「2014年度中は困難」と4月以降に先送りする考えを表明した。

 中部電は、15年度のできるだけ早い段階で原子力規制委員会に審査を申請する方針。先送りの理由としては申請に必要なデータの解析が長引いていることを挙げた。
 中部電は14年10月、浜岡原発3号機で地震や津波に備えて進めている安全対策工事の完了時期を16年9月から約1年延長すると発表。
(共同通信)