オオヒキガエル根絶へ 1年以上発見なし 浦添


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特定外来生物のオオヒキガエル(環境省那覇自然環境事務所提供)

 【浦添】環境省那覇自然環境事務所は10日、浦添市内で生息が確認されていた特定外来生物のオオヒキガエルについて、根絶確認の最終段階に入ったと宣言した。

2013年12月に雌1個体が確認されて以降、1年以上にわたって発見がなく、根絶間近になったと判断した。
 浦添市では2011年8月に、米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)とその南北の港川から小湾地区にかけて初確認され、関係機関や地域住民が協力して捕獲を実施してきた。
 同事務所では、石垣島などからの資材に紛れ込んでないかの確認のほかオオヒキガエルを発見した場合はビニール袋に入れるなど保管し、浦添市環境保全課(電話)098(876)1234(内線3216)に連絡するよう呼び掛けている。