埋め立て承認、論点など整理 県検証委が第3回会合


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 県は11日午後、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題で、前知事による埋め立て承認を検証する有識者の「第三者委員会」第3回会合を県庁で開いた。会合は非公開で行われており、弁護士や環境分野の専門家などの有識者6人が、今後重点的に検証する論点などについて議論する。終了後に大城浩委員長が内容を報告する。

 翁長雄志知事は1月下旬、委員会の発足に際し、検証中は辺野古での海上作業をやめるよう政府に要請したが、防衛局は海底ボーリング調査の再開に向けた準備を着々と進めている。【琉球新報電子版】