社会

オスプレイから部品落下 普天間所属、通報は4日後

 米軍普天間飛行場に所属する垂直離着陸機MV22オスプレイのアルミ製部品が落下していたことが16日、沖縄防衛局への取材で分かった。人的被害の情報はないとしている。同機は12日正午から午後3時10分ごろにかけて米軍キャンプ・ハンセン内レンジ7付近で発生した火災の消火活動に当たった後、普天間飛行場に帰還しており、その間に発生したとみられる。在日米軍から防衛省を通じて沖縄防衛局に連絡があったのは4日後の16日だった。

海兵隊は飛行停止の措置も取っておらず飛行を継続させている。
 県と宜野湾市、恩納村などは同日、防衛局から連絡を受けたが、どこの部品かや落下場所などに関する情報提供はなかった。
 防衛局によると、落下した部品はアルミ製の縦約20・3センチ、横約7・6センチで、重さは約164グラム。在沖海兵隊は落下した部品が機体のどこに装備されていたかや、通報が遅れた理由などについて16日午後9時現在、本紙の取材に回答していない。
 米軍機からの落下事故が相次いでおり、1月に普天間飛行場所属のAH1W攻撃ヘリがミサイル発射装置など計208キロの装備品を落下させたほか、同月に嘉手納基地所属のHH60救難ヘリが重さ約68グラムの部品を落下させた。2月にも嘉手納所属のF15戦闘機が飛行中に左の垂直安定板の先端部分(重さ5・4キロ)を落下させたほか、嘉手納に駐留する米海軍のEP3電子偵察機が約227グラムの金属部品を落下させた。
 普天間所属のオスプレイは2013年2月に基地周辺を飛行中に水の入ったボトルを落下させたほか、14年6月には金属製の部品を落下させている。
 県基地対策課は16日、「落下事故が相次いでおり極めて遺憾だ。一歩間違えば重大な事故につながりかねない」として米軍に早期通報や安全管理の徹底、再発防止を申し入れた。
 宜野湾市基地渉外課も同日、「部品落下は一歩間違えば人命に関わる重大な事故につながる可能性があり、大変遺憾だ」として防衛局に対し口頭で再発防止や原因究明を申し入れた。
英文へ→US Marines take four days to reveal an aircraft part fell from an Osprey