川内原発1号機、6月起動 8月に営業運転開始


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九州電力川内原発。左から1号機、2号機=鹿児島県薩摩川内市

 九州電力が、川内原発1号機(鹿児島県)の原子炉を6月に起動、8月に営業運転を開始する計画を作成し、原子力規制委員会に提出したことが19日、分かった。規制委が作成した新規制基準施行後に、再稼働の具体的スケジュールが明らかになるのは初めて。

 ただ、機器や設備の性能を現地で確認する「使用前検査」のスケジュールを規制委と調整する必要があり、日程が変更となる可能性も残る。
 九電が同日、規制委に提出した使用前検査の申請書などによると、今月末に使用前検査を開始し、6月に原子炉を起動、8月に使用前検査を終えて営業運転に入る。発電開始時期については明記していない。
(共同通信)