【中国時報】就業促進で就活アプリ 台中市が開発


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 台湾の台中市労工局は若者の就業促進のため、モバイル就活アプリ「求職神器」を開発・リリースした。GPS機能を備えたアプリで、スマートフォンやタブレット端末にダウンロードし、現在いる場所近辺の求職情報がリアルタイムで表示される。

 台中市の林佳龍市長は、同市若年層の「3低」といわれる就業率、貯蓄高、可処分資産の低さの解決策を模索してきたが、このアプリ開発もその一環。IT技術を活用し、活性化の一助としたいとしている。
 また、求人が多い一方、給与が上がらないのは産業構造に問題があると分析。国内最大手のIT企業の誘致にも成功しており、今後5千人の雇用が生まれるとも見込まれている。就職祝い金など就活応援態勢も引き続き進めていく方針だ。