アカマチが好調との情報が入り、那覇北マリーナからKYOEI3に乗ってアカマチ釣りの取材に出掛けた。
この日は4人の乗り合いで、ポイントは港から2時間ほどのナークゾネの水深350メートル前後の深場。仕掛けはハリス16号前後が1ヒロ(約1.5メートル)の10本針仕掛けで、全長が30メートルにもなる。集魚効果を高めるためにコマセカゴや集魚ライトを付け、餌はサンマやイカの短冊、オキアミなど2~3種類を準備した。
水深が350メートル前後なので、仕掛けが底に着くまで数分の時間がかかる。その間も忙しく次の仕掛けの準備をするベテラン。しばらくして仕掛けが底に着くとコンコンと竿先が揺れアカマチが釣れた合図が伝わる。ラインを送ったり、巻いたりして追い食いを待って仕掛けを巻き上げる。巻き上げたら、新しい仕掛けにつないで仕掛けを下ろす。
その間に釣れた魚を外したり、次の仕掛けに餌を付けたりと手返し良く魚を釣り上げる。普段は5~10キロの大物も釣れるが、この日は2~4キロの中小型しか釣れなかった。ベテランの玉城安明さんは次々とアカマチを釣り上げ、特大ボックスは満杯となった。KYOEI3(電話)(090(3792)7739。
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)