アカマチでボックス満杯


社会
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 アカマチが好調との情報が入り、那覇北マリーナからKYOEI3に乗ってアカマチ釣りの取材に出掛けた。

 この日は4人の乗り合いで、ポイントは港から2時間ほどのナークゾネの水深350メートル前後の深場。仕掛けはハリス16号前後が1ヒロ(約1.5メートル)の10本針仕掛けで、全長が30メートルにもなる。集魚効果を高めるためにコマセカゴや集魚ライトを付け、餌はサンマやイカの短冊、オキアミなど2~3種類を準備した。

 水深が350メートル前後なので、仕掛けが底に着くまで数分の時間がかかる。その間も忙しく次の仕掛けの準備をするベテラン。しばらくして仕掛けが底に着くとコンコンと竿先が揺れアカマチが釣れた合図が伝わる。ラインを送ったり、巻いたりして追い食いを待って仕掛けを巻き上げる。巻き上げたら、新しい仕掛けにつないで仕掛けを下ろす。

 その間に釣れた魚を外したり、次の仕掛けに餌を付けたりと手返し良く魚を釣り上げる。普段は5~10キロの大物も釣れるが、この日は2~4キロの中小型しか釣れなかった。ベテランの玉城安明さんは次々とアカマチを釣り上げ、特大ボックスは満杯となった。KYOEI3(電話)(090(3792)7739。
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

3月17日、ナークゾネでアカマチを大漁した玉城安明さん
19日、渡名喜沖で240センチ・27.45キロのバショウカジキを釣った濱川翔伍さん
17日、本島東海岸で49.5センチ・1.92キロを筆頭に46センチと44センチのチンシラーを釣った森江真吾さん
22日、石垣島平久保海岸で62センチ・3.39キロのタマン他、アカナーやウムナガー等を釣った宮良長一郎さん
12日、ナークゾネで20キロのアーラミーバイを釣った玉元善英さん
15日、伊計島で2.77キロのアオリイカと4.28キロのクブシミを釣った安慶名辰也さん
19日、本部海岸で3.5キロのアオリイカを釣った島尻英樹さん
14日、古宇利島で30センチ弱のマクブを釣った3歳の濱元盛ちゃん
17日、読谷海岸で70センチ・4.5キロのタマンを釣った下西雄介さん