琉球新報社 中国政府は先ごろ、２０１０年に行った国勢調査結果から割り出した中国に多い名字のランキングを発表。実際の状況が伝統的に多いとされてきた「趙、銭、孫、李、周」とは異なる状況にあることが明らかになった。
統計結果によると、中国で最も多い名字のトップ１０は、１位「李」、２位「王」、３位「張」、４位「劉」、５位「陳」、６位「楊」、７位「黄」、８位「趙」、９位「周」、１０位「呉」。この１０姓で全人口１３億７千万人のうち、５億５千万人を占める。台湾では「陳」と「林」が最も多かった。
漢民族におけるそれぞれの姓の割合では、「李」が７・９６％、「王」が７・４１％、「趙」が７・０７％。中国には「百家姓」と呼ばれる伝統的な識字教材があり、同書の記載が中国に多い名字とされてきた。
