iPS研究に計5億円寄付 楽天の三木谷社長ら2人


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
調印式で握手する楽天の三木谷浩史社長(左)と山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長=8日午後、東京都千代田区

 楽天の三木谷浩史社長と、米IT大手セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)は8日、京都大の人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究を支援する基金に、それぞれ約2億5千万円を寄付すると発表した。

 東京都内で同日、iPS細胞を開発した山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長をはじめとする関係者が出席して、書面への調印式が開かれた。
 三木谷氏は「人類の将来を大きく変える可能性が高い研究をお手伝いでき、大変うれしい」と語り、再生医療の実用化に向けての研究に期待を示した。ベニオフ氏は「次世代に向けた重要な研究を支援したい」と述べた。
(共同通信)