【中国時報】高雄にLCC路線追加 南部進出に拍車


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 シンガポールの格安航空会社(LCC)のスクート航空は7月から、高雄―大阪、高雄―シンガポールの2路線を新設すると発表した。高雄と海外を結ぶLCC路線はこれで6路線となる。LCCの南部進出にはますます拍車が掛かっている。

 同社ではこれまで使用してきたボーイング777を漸次787に切り替える方針。LCCが「夢の航空機」と呼ばれる同機材を投入するのは初めてで、同業他社に激震が走っている。
 現在台湾に乗り入れているLCCは20社。桃園空港(台湾北部の拠点空港)が飽和状態で、ピーチ・アビエーションやバニラエアは比較的余裕のある高雄空港に注目し、東京や大阪への直行便を毎日1往復運航してきた。昨年高雄―マカオ直行便を就航させたタイガーエアも好調のため、ことしから1日1往復に増便する。