【中国時報】同性婚に挙式費援助 中国ネット通販が企画


社会
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 中国最大のネット通販サイト「阿里巴巴(アリババ)」は、同性カップルが投稿した動画の人気投票を行い、上位10組をロサンゼルスに招待し、同地での市長立ち会いによる挙式とハネムーンの全費用を負担するというキャンペーンを始めた。

 同社と同性愛者向けの交流アプリ「Blued」、性的少数者の団体3団体が合同で開催している。中国で同性同士の交際に違法性はないが、同性婚は認められないため、結婚を望むカップルを応援するメッセージとしてのキャンペーンだ。
 米紙ウォールストリート・ジャーナルは中国の企業家の最近の傾向として、社会的な提言を行うことを指摘。政府の出方をうかがいながら、産児制限や自動車購入制限の撤廃などを提言する最高経営責任者(CEO)が出てきている。