那覇沖でディープエギング


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 4月10日、ユニチカの杉原正浩さんからのお誘いで、那覇沖のディープエギングに同行取材した。釣船は寄宮2号で、250馬力の船外機とスラスターと呼ばれる船を横方向に動かす装置を備えた船で、リーフ内の浅瀬での釣りにも対応する。午前8時に出船。

 メンバーは杉原さんの他、関西から訪れた藤田さん、麹谷さん、川邊さんの3人。当日はニンガチカジマーイのため、お昼ごろから荒れる予報だったので那覇一文字沖の水深40~60メートルのポイントを狙った。初めは1キロ~2キロクラスがポツポツと釣れる状況だったが、お昼近くなると潮が動き始めて3キロ前後の大物も釣れた。

 この日のエギは4号から5号の大型のエギに喰(く)いが集中したが、船長によると食い渋ったときは大型エギより3.5号のエギに反応することもあるので、エギは4号~5号の大型と標準サイズの2種類を用意するとよいだろうとのこと。

 エギに付けるオモリは水深や流れによって10~40号を使い分けていた。最盛期を迎えたディープエギング、これからは4キロオーバーも狙える。寄宮2号(矢沢船長)(電話)098(832)7149。

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

5日、慶良間沖合で297センチ・120キロのクロカワカジキを釣った岡田充生さん(右)
18日、読谷海岸でお父さんとイシミーバイを数釣りした末吉正宗君(小学6年)
5日、知念海岸で1.47キロのアオリイカを釣った湧川直樹さん
4月10日、那覇沖のディープエギングでアカイチャーを釣った麹谷さん(左)と川邊さん
5日、座間味島で63センチ・3.9キロのタマンを釣った新城孝夫さん
3月29日、本島北部で53センチ・2キロのタマンを釣った城間由紀子さん
16日、宜名真海岸で43.2センチ・1.13キロの尾長グレを釣った鈴木碧さん
3日、読谷海岸で46.5センチ・1.85キロのガラサーミーバイ他を釣った金城清幸さん(琉球ガラサー会)
9日、糸満海岸でグルクンを餌に67センチ・4キロのタマンを釣った平良裕さん(右)と具志直紀さん