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【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古で22日午前、海上のスパット台船2基と大型クレーン船で作業員の姿が確認された。基地建設に反対する市民らは海上と米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議を続けている。
海上で抗議行動を展開する市民らは抗議船2隻とカヌー隊8艇を海上に出して作業の中止を訴えた。臨時制限水域に入ったとして海上保安庁職員がカヌーで抗議していた複数人を強制排除した。
一方、シュワブの第1ゲート前で市民ら約40人が「新基地反対」など怒りの声を上げた。平和市民連絡会の城間勝事務局長は「(闘病のため現場を離れた)山城(博治)さんが戻ってくるまで一人一人頑張ろう」と団結を呼び掛けた。【琉球新報電子版】