日ハム、名護キャンプ短縮へ 来春から、撤退は否定


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 プロ野球の日本ハムファイターズが名護市で行っている春季キャンプを来年から短縮する方向で検討を進めていることが26日、分かった。球団広報は一部報道の撤退については否定している。

2月前半のキャンプ地は米アリゾナ州が候補とみられ、後半に名護へ移動する見込み。国頭村の2軍キャンプは引き続き行われる。
 日本ハムは1979年に他球団に先駆けて沖縄キャンプを開始した。名護市は屋内運動場を新設するなど受け入れのための施設整備を進めていた。一方、メーンで使用している市営球場は老朽化が進んでおり、整備を望む選手会などの要望を市側に伝えていたという。
 球団は「チームがより成長するため、どのような環境でキャンプをすべきか、さまざまな可能性を検討している」と説明する。一方で2軍の国頭キャンプについては「(今春と)同じ方向性になるはずだ」と述べて、変更はしない考えを示した。