【中国時報】台湾に初の再訓練所 操縦士養成校が開設へ


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 台湾初のパイロット養成学校である安捷飛航学校とオーストラリア航空はこのほど、共同で台湾初のパイロットの再訓練センターを開設すると発表した。国際線のパイロットを対象とし、訓練はシミュレーターを使って行われる。

 導入するのはエアバスA320型機のシミュレーターで、桃園国際空港と台北に隣接する南嵌地区に建設を予定。建設費は1千万ドル(約12億円)に上ると見られている。ことし末に運営を開始すれば、これまで海外の機関に頼ってきた再訓練費用の大幅軽減が期待されている。
 安捷飛航学校は昨年9月、アジアの格安航空会社(LCC)増加によるパイロットの需要拡大に応えるべく開校。現在60人が在籍している。同校でも訓練センターと同型のシミュレーター導入を予定している。