小5池原君、最年少で大賞 「梅の香り」堂々歌う


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大人顔負けの歌声を披露し、大賞を獲得した池原輝飛君(左)=25日、西原町小那覇の小那覇児童公園

 【西原】第13回「梅の香り」うた遊び大会(主催・「梅の香り」歌碑建立記念事業委員会、小那覇自治会)が25日、西原町小那覇の小那覇児童公園で開かれた。町内外や県外から出場した14人が、情緒豊かな琉球民謡の名曲「梅の香り」を伸びやかに歌い上げ、自慢ののどを競い合った。

池原輝飛(てるたか)君(11)=西原町、坂田小5年=が、大会最年少で大賞に輝いた。
 大人顔負けの貫禄ある歌声を披露した池原君。幼稚園のころから三線を習い始め、「梅の香り」を練習したのは1カ月ほど前から。「高音から低音に下がるところが難しかったけど、本番はうまく歌えた。終わってほっとした」と笑顔で語った。
 「梅の香り」は、小那覇出身の故新川嘉徳氏が作詞作曲した。公園内にはその功績をしのぶ歌碑が立っている。
 大会にはゲストとして、古謝美佐子さんら「うないぐみ」、よなは徹さんが出演し、会場を沸かせた。そのほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
▽優秀賞=桃原和枝(久米島町)、田辺由貴(宜野湾市)
▽特別賞=宮崎宏(愛知県)
▽奨励賞=前我名祥平(西原町)