14年度求人0・73倍 2年連続復帰後最高


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 沖縄労働局が1日発表した2014年度平均の有効求人倍率は前年度比0・16ポイント上昇の0・73倍で、2年連続で本土復帰後の最高値を更新した。新規求人数は13・6%増の9万6161人で5年連続の増加となった。

同労働局は「高齢化に伴う福祉関連の伸びや、堅調な観光分野での求人が全体数を押し上げたのではないか」と分析している。
 主要産業別の求人数は、医療・福祉が16・8%増の2万3657人、サービス業が9・5%増の1万3359人、卸売・小売業が27・8%増の1万1097人だった。
 新規求職申込件数は6・1%減の8万3200件で3年連続の減少となった。就職件数は2万5549件で、6年ぶりに減少した。