【中国時報】A株上場 トップ1000、台湾65社


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 台湾誌「今周刊」が4月29日に発表した最新の調査結果によると、中国の人民元建て株式であるA株の上場企業ランキングトップ千のうち台湾企業が65社となり、中国企業の657社の10分の1にまで減少していることが分かった。

 台湾の上位企業では、台湾集積電路(TSMC)が昨年の9位から12位にランクダウン。鴻海も25位から42位と大きく順位を落とし、携帯端末向けIC設計大手の聯発科はトップ100からも転落した。
 台湾の政府関係者によると、台湾企業の中国投資は2008年から減少傾向にあり、中国企業の規模拡大も続いている。
 ランキングの変化は当然の結果だとする一方、将来の産業の動向は必ずしも企業の大きさだけに左右されるものではないとも分析している。