台風6号早足通過 宮古で瞬間58・6メートル


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 強い台風6号は11日深夜から沖縄本島地方を暴風域に巻き込んで通過し、12日午後には沖縄地方から遠ざかった。本島地方は午前8時ごろ暴風警報が解除され、人身や家屋などに大きな被害はなかった。だが、気象庁の予想より速い速度で通過したため、公立学校では登校時間などをめぐり一部混乱した。午前1時18分、下地島空港で最大瞬間風速58・6メートルを記録。5月に沖縄が巻き込まれた台風では観測史上最大となった。県内では86世帯114人が公共施設に自主避難し、最大6900戸が一時停電した。