【中国時報】iPhoneメンテナンス権有料化


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 米アップル社は、台湾でiPhoneを販売する通信会社5社に対し6月末から、これまで無料で委託していたメンテナンスを有料化し、メンテナンスするごとに権利金を支払うよう正式に通知した。

 メンテナンス権の有料化はアジアでは香港に次いで2番目。台湾はアジアで2番目に大きいiPhone市場で、現在300万台が使用されている。今後通信5社ではメンテナンス関連で10億元(約39億円)のコスト増になるとみている。
 これまで台湾で販売されたスマートフォンは、メーカーにかかわらず販売した通信会社や家電店がメンテナンスの窓口。iPhoneは中央演算処理装置(CPU)の破損などの大きな破損はアップル社に修理を委託したが、その他は販売各社から直接国内の通信関連会社に修理を依頼できた。