大物の巣窟、与那国島


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 5月8日、与那国島に遠征した、うるま市の「グッドワン」の釣り倶楽部メンバー、石川真吾さん、崎浜勝さん、知念正博さん、辺土名陽規さんの4人に同行取材した。

 直行便で午前7時30分の便で那覇空港を飛び立ち、午前9時10分に与那国島に到着。午前10時すぎ、「瑞宝丸」で久部良漁港を出船した。

 ムロアジを餌にしての泳がせ釣りで、大物のポイントは久部良漁港裏と目と鼻の先なのだが、餌となるムロアジを効率良く釣るために1時間30分もかけて船長のマル秘ポイントへ。30本の針が付いた超ロングなサビキを落とすと、5匹~6匹のムロアジが釣れた。

 予定の60匹を釣って、再び久部良漁港沖に戻って泳がせ釣りを開始した。ムロアジを餌に大物仕掛けを入れると5~10キロのカンパチが面白いように釣れ、時々10~13キロのイソマグロ、10キロのマハタが釣れた。

 釣れた魚を急いで釣り上げないとサメの餌食となり、ラインを切られたり、頭だけ上がってくることもあったが、日暮れ前の納竿時まで与那国沖の大物釣りを堪能した。瑞宝丸・金城和司船長(電話)0980(87)3760。

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

5月9日、慶良間黒島離れで87センチ・7.9キロのオーマチと74センチ・4.5キロのカスミアジを釣った新垣孝栄さん
16日、西崎一文字でハリス3号のフカセ仕掛けで71センチ・5.3キロのタマンを釣った高野豪光さん
5日、砂辺海岸で61.6センチ・3キロのタマンを釣った山城広和さん
10日、大宜味海岸で64センチ・2.04キロのオニヒラを釣った比嘉流玖さん
17日、本島東海岸でタコを餌に74.8センチ・7.72キロのアカナーを釣った堀井慶輔さん
9日、牧港河口で60センチのコチを釣った与儀光祥さん
8日、与那国沖で13キロのイソマグロを釣った石川真吾さんと10キロのマハタを釣った崎浜勝さん(右)
7日、本部海岸で47.8センチ・2.4キロのカーエーを釣った仲松悟さん
3日、伊江島で59センチ・2.45キロと58センチ・2.45キロのタマンを釣った花城貴之さん