【ワシントン共同】米海兵隊のデービス航空副司令官(中将)は19日、今月ハワイやネパールで死亡事故が発生した新型輸送機MV22オスプレイとUH1Yヘリコプターについて、初期調査では機体に不具合は見つからなかったとして運用を続ける考えを表明した。ロイター通信が伝えた。
デービス氏は、ハワイとネパールの事故はいずれも原因を調査中だとした上で「機体の信頼性や安全性について、ためらいを感じるような点は一切見られない」と指摘。オスプレイとUH1Yヘリの設計や性能に問題はないとの認識を示した。
一方で、事故調査の結果次第では、訓練計画を見直す可能性もあると述べた。
(共同通信)