子育て支援の拠点に 古堅「みらい児童館」開所


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読谷村で初めて開所したみらい児童館=18日、村古堅

 【読谷】村内では初めてとなる「みらい児童館」が村古堅に完成し、18日に開所式が開かれた。古堅南小と幼稚園が隣接しており、地域の児童福祉の拠点として、子育て支援や集いの広場などに活用される。

 みらい児童館は鉄筋コンクリート造り、地上1階建て。敷地面積は約914平方メートル。建物は延べ床面積約377平方メートルで、遊戯室や学童保育室、図書スペースなどが完備された。総事業費は約1億3200万円。
 開所式であいさつした石嶺伝実村長は「地域の子どもたちの安心安全な居場所として、愛され親しまれる施設となるよう子育て事業に取り組んでいきたい」と話した。
 開所日は月~土曜の午前10時~午後6時。休館日は日曜、祝祭日など。同児童館には村放課後児童健全育成事業の南学童クラブも併設され、放課後の児童生徒を見守る。
 館長の山内はるみさんは「子どもたちの福祉地域づくりを、みらい児童館から発信していきたい」とあいさつした。