議員団加わり市民ら抗議 辺野古ゲート前


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新基地建設中止を訴え、集会を開く市民ら=20日、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設をめぐり20日午前、米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、基地建設中止を訴える議員団が座り込みに参加し、抗議行動が続いている。午前11時現在、市民ら約70人が集会を開いている。

 市民らは抗議船3隻とカヌー約20艇で海上抗議も行った。浮具(フロート)沿いに停泊し、「サンゴを壊すな」「基地建設やめろ」と声をそろえた。午前11時現在、台風6号の接近中に撤去されたスパット台船や大型クレーン船の再設置はされていない。
 ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は米ハワイで垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが墜落した翌日、県内で飛行訓練が強行されたことに「民間ではあり得ない。(米軍は)兵士は消耗品と考えている。軍隊の本質が透けて見える」と批判した。【琉球新報電子版】