翁長知事がワシントン到着 政府高官らと面談へ


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 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】訪米中の翁長雄志知事は30日午前、米バージニア州のダレス国際空港に到着した。3日には国防総省省のアバクロンビー副次官補代行、国務省のヤング日本部長と会談し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する考えを伝える。

 翁長知事は記者団に「ハワイで上院議員、下院議員、県人会にいろいろ話をしたが、大変、理解があった。しっかりワシントンでもいま置かれている沖縄の環境、安保体制の姿などの話をすれば、理解していただけるのではないかとの気持ちでしっかり頑張りたい」と語った。
 翁長知事はワシントン滞在中、米議会議員やシンクタンクの研究員らとも面談し、普天間の移設をはじめ基地問題について意見交換するほか、海外メディアの取材に応じる。
 3日の翁長知事と国務省・国防総省当局者との会談は国務省で一括して開催される。国防総省は当初、課長級のウィンターニッツ日本部長が面談に対応するとしていたが、階級を格上げし、アバクロンビー副次官補代行に変更した。
【琉球新報電子版】