子ども向け、初の船釣り教室


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 5月23日、DYFC船釣りスクールが北谷町浜川漁港を会場に開催された。

 DYFCとはダイワヤングフィシッングクラブの略称で、子供たちに釣りの楽しさを伝え、環境に関する配慮や釣りのマナーを教えることを目的とした組織で小中学生が対象。今回が沖縄初の開催で、参加者12人は2隻の船に分かれて、グルクン釣りに挑戦した。

 午前7時30分に浜川漁港を出船。10分ほどでポイントに到着し、講師の岡田健治さんと児島玲子さんの指導の下、グルクン釣りを始めた。サビキ釣りの仕掛けを下ろすとすぐにヒットしたのがジューマーで、船のあちらこちらで「釣れた、釣れた」の歓声が上がった。しばらくするとグルクン特有のブルブルと小気味よい引きでグルクンが次々釣れた。

 グルクンのほかにもミジュンやスズメダイなどが釣れていたが、10時前になって天気が荒れてきたので予定より早く港に引き返した。

 わずか2時間ほどの釣りだったがお土産には十分の魚を釣った参加者たちは大満足の体験となった。DYFCクラブサイトhttps://www.daiwa-fishing.jp/tsuri-net/web

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

5月24日、読谷海岸で66.5センチ・3.93キロのタマンを釣った比嘉忍さん
23日、実良丸に乗って北谷沖でグルクンやジューマーなどを釣ったDYFCに参加した皆さん
18日、瀬長島で47センチ・1.6キロのタマンを釣った東大島飛美さん
26日、伊江島沖でグルクンを餌に16キロのカンパチを釣ったオーパFCの城間敏さん
5日、石垣島白保海岸で66.5センチのムネアカクチビと、63センチのガーラなどを釣った盛山和行さん
19日、読谷海岸で62.5センチ・3.15キロほか62センチと58センチのタマンを釣った上地正敏さん
19日、糸満沖でグルクンの泳がせ釣りで3.5キロ他のアカジンを釣った川崎貴さん
23日、海野漁港で42.5センチ・1.52キロのガラサーを釣った金城龍空君
26日、浜比嘉島で魚の切り身を餌にムネアカクチビとタマンを釣った熱田貴也さん