【中国時報】訪日客増で優待合戦 台湾カード各社


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 記録的な円安と免税制度の改正も影響して、ことし第1四半期に台湾から日本を訪れた観光客は延べ296万人と昨年同期比で12・6%増の大幅成長となった。台湾のクレジットカード各社は売上増を目指し、さまざまな優待合戦を繰り広げている。

 永富銀行は、日本での利用金額1万元(約4万円)以上で、海外消費優待ポイント還元率を通常の2%から2・5%にアップ。元大銀行は、ゴールドカードであれば消費額にかかわらず2・2%から最大で3%に引き上げる。
 中信銀行は5万元(約20万円)以上の利用で1%のポイント還元を行うほか、日本の家電量販店と提携しカード提示で6%の割引サービスを提供。一部デパートでは1割引きの優待券が発行されるなど、各種優待サービスを提供している。