タマンやロウニンアジを狙って、6月10日から1泊2日で八重山諸島小浜島の釣りに同行取材した。アングラーはシーランドの米須剛さん、比嘉千浩さんの2人で、案内はフィードマンの下里肇さんと新城慎吾さんのお2人だ。
10日午後6時、小浜港の一文字に渡って釣り開始。日没前後はサメが連発し、午後8時半からクチナジがボツボツ釣れ始めた。その後、タマンやカースビーが連発したが、午後11時以降はボツボツと小型の魚が釣れるのみで夜明けを迎えた。午前6時13分に下里さんに64.5センチのタマンが釣れ、初日を終えた。
仕事の都合で新城さんは帰り、日中は民宿で仮眠を取って午後4時すぎに再び一文字へ。午後5時36分、比嘉さんの竿が大きく曲がり、良型のウムナガーが釣れた。30分後、再び比嘉さんの竿が曲がり、リールから勢いよくラインが引き出された。ラインの出方からかなりの大物と思われたが、やり取りの最中に根に潜られてしまった。日没前にムネアカクチビが釣れ、夜の大物を期待したが、ポツポツと小魚が釣れたのみで時々竿を曲げるのはサメのみで、2日間の遠征を終えた。今回の遠征ではロウニンアジは釣れなかったが、また挑戦したいポイントだった。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)