【中国時報】台北・ソウル便運休 華信航空、MERSで利用減


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 台湾の華信航空(マンダリンエアー)は、韓国の中東呼吸器症候群(MERS)流行による利用者減を受け、12日から7月末まで台中発ソウル直行便の全面運休を決めた。同社の桃園空港発のソウル便は引き続き運行するため、希望者には桃園線への変更を受け付けている。

 夏休みの旅行シーズンの対応策として、同社は運休したソウル便の機材を金門島などの国内離島便に再分配。台北・台東便の増便なども行って売り上げを維持する計画だ。
 一方、沖縄便の増便はないが、特に家族連れを対象に誘客を行い利用者増も目指していく。
 7月末までの夏休み期間中、金門便は毎日9便、澎湖便は毎日8便に増便。8月以降は週5便で台中・ソウル便を再開し、流行の状況を見て漸次現行の週7便に戻すことにしている。