谷垣氏、自民の報道圧力で謝罪 公明幹事長に


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 自民党の谷垣禎一幹事長は1日、公明党の井上義久幹事長と東京都内で会談し、安全保障関連法案に批判的な報道機関に対する自民党議員の一連の圧力発言について「大変ご迷惑をお掛けした。心からおわびする」と謝罪した。両氏は安保法案の成立を期し、与党内の引き締めを図ることで一致した。

 井上氏は「緊張感を持って丁寧な国会運営をしていこう」と応じた。
 両幹事長は、安保法案を議論する衆院平和安全法制特別委員会の審議時間が週内で計80時間を超える運びであることを確認した。与党は当初、採決の目安を80時間としていたが、「野党の理解を得ながら充実した審議に努める」と申し合わせた。
(共同通信)