「DVD=1」布袋寅泰


社会
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『HOTEI JAZZ TRIO Live at Blue Note Tokyo』
大人の雰囲気のライブ
 ロックバンドBOOWYの解散後にソロデビューし、2014年には25周年を迎えたというギタリストの布袋寅泰。その布袋が率いるジャズ・トリオが、2014年8月29日に初めてBlue Note Tokyoで行ったライブが収録されている。

 ベースとドラムのコンテンポラリー・ジャズミュージシャン2人に、エレクトリック・ギターの布袋という構成での演奏は、音のかみ合い方が絶妙だ。『Slow Motion』など日本語の歌詞が入る曲もあるが、インストゥルメンタルの曲が中心。カッティングを効かせたエレクトリック・ギターの音色はリズム感に富み、曲ごとに印象が異なる。ブルーノートという場所の力も相まって、ロックのライブとはまた違う大人の雰囲気のライブになっている。
 2012年にロンドンに移住して“HOTEI”として活動しながら、ロンドンで収録したアルバムを発売、そして先日には海外ロックレコード会社との契約を発表した。国内で成功したロック・ミュージシャンの実力が、海外でも認められるのは喜ばしいことだ。ワールドワイドな活躍に期待したい。
 (ユニバーサル・4444円+税)=小西樹里
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小西樹里のプロフィル
 こにし・じゅり 1977年生まれ。米東海岸で高校・大学時代を過ごす。雑誌編集を経て、2006年よりフリー。音楽、本、映画、演劇、写真、ラジオなど文化系を守備範囲とする一方、国際政治論/動静ウオッチャーでもある。
(共同通信)

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布袋寅泰『HOTEI JAZZ TRIO Live at Blue Note Tokyo』
小西樹里