県議会与野党双方が提案 自民党報道圧力で抗議決議案


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 自民党報道圧力問題に関連し、県議会6月定例会は2日午前の本会議で、与党側と自民党側がそれぞれ緊急動議で抗議決議を提案した。与党案は自民党総裁宛て、自民党案は衆参両議長と問題発言が出た文化芸術懇話会の代表宛てとなっている。

抗議決議について与党側は野党、中立会派と調整を進めて来たが、自民党が宛先に難色を示したため折り合いが付かず、それぞれが抗議決議を提案する形になった。
 両決議は同日午後にも本会議で質疑や討論などを経て採決される見通し。県議会は与党多数となっているため、与党案が賛成多数で可決され、自民党案が賛成少数で否決される公算が大きい。【琉球新報電子版】