【中国時報】鉄道運転手のサングラス解禁


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 台湾鉄道局(台鉄)は6月18日、運転手のサングラス着用を許可すると発表した。サングラス着用は1988年、サングラスを着用すると色の識別能力が低下するとする医学論文が発表されたことから、27年にわたり禁止されてきた。

 同社の運転手によると、日中の日差しや線路の照り返しが直接目に入り運転に支障があるため、これまでは規則違反を知りつつ着用していた。運転手側は十数年間にわたり使用解禁を会社に要求してきた。6月2日に行われた会議で解禁が決まった。
 一方、台湾新幹線を運営する台湾高速鉄道では福利厚生の一環として、2010年から太陽光を50%カットするサングラスを支給している。台鉄では会社からの支給は行わないため、派手なデザインのものは着用しないよう指導していく方針だ。