【中国時報】台湾特産品、米で販売 市町村、一村一品で開発


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 台湾で地方の特産品開発運動を行ってきた財団法人中衛発展センターと台湾の美食達人が展開するカフェチェーン・85度Cは6月29日、9月から米カリフォルニア州のハシェンダ・ハイツ店で台湾の特産品販売を開始する覚書を締結した。

 覚書は「台湾地方特色産業OTOP(One Town One Product)国際化」と称するもの。OTOPとは日本の一村一品運動を参考に始められた運動で、各市町村がそれぞれの文化や歴史に根差したユニークな特産品を開発してきた。
 85度Cは現在、世界に831店舗を展開。ハシェンダ・ハイツ店は1日の来客数が延べ1200人と人気の店舗だ。美食達人の張佶文会長は「台湾ブランドの店で台湾の特産品に触れ、台湾により親しみを持ってほしい」を期待を示した。