Ｆ１６と小型機衝突　嘉手納外来と同型

　【ワシントン＝問山栄恵本紙特派員】米南部サウスカロライナ州チャールストンの北部近郊で、７日午前１１時半ごろ、訓練中の米軍Ｆ１６戦闘機と民間の軽飛行機が空中衝突し、両機とも墜落した。

軽飛行機に乗っていた２人が死亡。戦闘機のパイロットは脱出して無事だった。衝突の原因は不明で、米国家運輸安全委員会が調査を進めている。
　米連邦航空局によると、衝突は７日正午近く、チャールストンの北方約２０キロの湖の近くで発生した。機体の残骸は湖畔の街モンクス・コーナー近くの広い範囲に落下したとしている。
　Ｆ１６は、同州のショー空軍基地所属で訓練中だった。沖縄では米空軍嘉手納基地に、バーモント州空軍所属の同型機１０機が暫定配備されている。