本島暴風域抜ける 名護市に土砂災害警戒


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 気象庁によると大型で非常に強い台風9号は10日午後1時現在、宮古島の北約170キロにあり、勢力を維持しながら1時間に20キロの速さで北西に進んでいる。沖縄気象台によると正午現在、宮古島地方と石垣島地方の一部は暴風域に入っているが、沖縄本島地方は正午に暴風域を抜けた。

 沖縄気象台は午後1時9分、名護市に土砂災害警戒情報を発表した。9号は沖縄地方から遠ざかりつつあるが、気象台は引き続き暴風に警戒するよう呼び掛けている。
 沖縄電力によると午後0時現在、台風の影響で県内約1万2400戸が停電となっている。
 沖縄都市モノレールは午後1時25分から線路上の飛来物除去のため一時運休したが、午後1時52分ごろ再開した。
 【琉球新報電子版】