報道圧力「ひきょうだ」 ジャーナリストら集会で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 政府・与党がメディア介入を強めているとして言論の自由について議論する集会が11日、東京都内であり、日本民間放送労働組合連合会の岩崎貞明書記次長が、自民党若手議員の勉強会で出た圧力をかけるような発言に触れ「報道内容に問題があれば正々堂々、反論すればいい。ひきょうなやり方だ」と批判した。

 ジャーナリストの青木理さんも「彼らは権力とは何か、権力と向き合うメディアとは何かを全く分かっていない」と話した。
 大石泰彦青山学院大教授(メディア倫理)は、政治家の親族が放送局に入社する例などを挙げ、権力側との距離の問題に言及した。
(共同通信)