【中国時報】台中、流量ソフト使い道路状況を確認


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 台中市は8日から「最適化バスレーン」を始動させるのに先立ち、実際のデータから車両の流量などを予測できるソフト「Vissim」で始動後の状況を確認した。信号の作動間隔の調整などを行えば各種車両とも、よりスムーズな運行が可能になる見込みだと発表した。

 同市交通局によると、Vissimは各種車両の平均スピードや移動方向の傾向から、車両の流量や道路状況を動画でリアルに再現できるシステム。市内各主要交差点などの快速車線、低速車線、バス停の状況などが詳細に予想できる。
 試算の結果、現在の信号の設定ではバス停にバスが集中することが確認されたため、間隔を30秒延長した。左折の多い交差点には左折車線の増設を決めており、始動後は特に低速車線で運行状況の改善が望まれるとしている。