社会

オスプレイ、森林火災の恐れ大 米・環境影響評価書

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米フロリダ州などメキシコ湾周辺での訓練空域拡大のため、米空軍が6月に公表した最終環境影響評価書(FEIS)で、垂直離着陸輸送機オスプレイが他の航空機に比べ、森林火災を引き起こす危険性が極めて高いと指摘していることが13日までに分かった。

専門家からは排気が高温であるオスプレイは未舗装の着陸帯などで火災を引き起こす可能性が指摘されてきたが、米軍が火災の可能性を指摘し、対応策まで明記するのは初めてとみられる。
 FEISによると、オスプレイが乾燥した草地で運用された場合、エンジンからの高温の排気を伴うダウンウォッシュ(下向きの気流)で、火災を起こす可能性があると指摘。2013年6月に米ノースカロライナ州のデア射爆撃場で、海兵隊のオスプレイが訓練中に地表の草を燃やし、火災を引き起こした例を示し「着陸か離陸の際に火災が起きたとしたならば、知られていない」とした。回避策として、日中の訓練の制限や、消火活動への対応人員を追加することを提起している。



関連するニュース






  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス