28日ごろ建屋のカバー解体開始 福島第1原発1号機


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 東京電力は15日、福島第1原発1号機を覆っている原子炉建屋カバーの解体作業を28日ごろ開始すると発表した。当初は5月下旬に始める予定だったが、建屋内の吹き抜け部分をふさぐために設置した「バルーン」に不具合が見つかり延期していた。

 東電は15日、バルーンに代わる防風カーテンを設置するため資機材を搬入した。防風カーテンは建屋の大型扉など開口部に取り付け、風の流れを抑制するのが目的。17日からは飛散防止剤の散布を始める予定で、これらの対策により、放射性物質に汚染されたほこりなどの飛散を防ぐことが十分可能としている。
(共同通信)
 東電は15日、バルーンに代わる防風カーテンを設置するため資機材を搬入した。防風カーテンは建屋の大型扉など開口部に取り付け、風の流れを抑制するのが目的。17日からは飛散防止剤の散布を始める予定で、これらの対策により、放射性物質に汚染されたほこりなどの飛散を防ぐことが十分可能としている。
(共同通信)